力石徹の魅力は永遠に

力石徹は漫画あしたのジョーで最も重要な存在を担っていると言っても過言ではないでしょう。 人気も矢吹丈に匹敵するほど、もしくはそれ以上あり実在しない空想上の人物なのにストーリー上で亡くなってしまった時には寺山修司の呼びかけで葬儀が行われました。 それぐらい彼の熱狂的なファンが多くいたことの証です。 もちろん、名シーンも数多くあり特に有名なのが減量シーンです。 自分の体重には合わない階級で戦わなくてはいけなかった力石徹にとって地獄のような過酷な減量のシーンは誰もが目を奪われました。 作者の梶原一騎とちばてつやはこのキャラクターを生かすか殺すかの話し合いで新宿のバーで揉め、警察沙汰になった事も語り継がれる伝説です。
あしたのジョーが日本中に影響を及ぼした

あしたのジョーがボクシング業界に与えた功績は非常に大きく、昭和時代の漫画にも関わらず現代でもプロボクサーを目指す若者は必ず目を通していると言ってもいい教科書のような存在になっています。 現実的に矢吹丈の得意とする必殺技のクロスカウンターや、ホセ・メンドーサのコークスクリューブローは実際にも今もなお使用されるボクシング技術の一つです。 この当時のスポーツ根性漫画特有の精神論は現代では通用しないものではあるが、全盛期で活躍する選手がその競技を始めるきっかけにはなっています。 尾藤イサオが歌う主題歌や「立つんだ!ジョー!」というセコンド丹下のセリフは今後もずっと語り継がれることになるでしょう。