たとえばまいにちあさたいようがのぼってよるしずむこととおなじくらいに
これがいつものこと




「あーもうっ!何なのよ!」


バタンと大きな音でドアが開いてドカドカ酷い足音がして誰かなと首を回す前に 嫌な予感がしたからとりあえずテーブルの上のティーポットとカップを持ち上げ たところにが降ってきた。正確にはテーブルに突っ伏した。拍子に跳ね上 がる百味ビーンズ。あぁ…君たちを犠牲にしてしまった僕を許して。


「本当にもうっ!むしゃくしゃするー!」
「どうしたのさ、また」
「あ、リーマス。」
「『あ、リーマス。』じゃないよ」


ティーポットを出来るだけから離してテーブルに置く。はいい匂い だねと鼻を動かしながら、散らばったビーンズをかき集めてテーブル乗せた。あ 、それ落ちたやつ、混ざっ…まぁいっか。


「またジェームズのこと?」
「あっばかっシーッ!」
「誰かいたらとっくに怒られてるよあんな大騒ぎして」
「壁に耳あり障子に目ありだよ」
「ショウジ?」
「二人で話してたってリリーのことばっかりだし、
リリーが来たらあたしのこと ほったらかしだし!」
「うん」
「だいたいこの前なんかあたしのこと『男友達みたいで楽だなー』とか、」
「へえ」
「ううー…本当にムカつく」
「ふうん」
「ムカつく。腹立たしい。」
「でも好きなんでしょ?」
「…」
「例えジェームズがリリーのこと、だーい好きでも」
「……………好きよ」
「じゃあ頑張って」
「…」
「…」
「…それだけ?」
「そうだけど?」


イノリが嘆いている間に呪文で取り寄せたもう1つのカップにふんわり香る紅茶を注 ぐ。増えたカップを見ては、魔法使いみたいだね、と言った。僕は、魔法 使いだもの、と返す。が笑った。


「とりあえずソファーに座りなよ、そこ床だよ」
「うん、起こして」
「何言ってんの?」


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