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eternal Promise |
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『どうして、ないてるの・・・?』
海辺で、独り涙を流している少女を見つけた。
声をかけてきたのは、蜂蜜色の短い髪をもつ少年のような少女。
『わたし、パパもママも、いないの。
空は茜色。
『うみって、すき。
足を海の中へと進めだす。
波に誘われて、海へ足を進めた。
『カゼひくよ!』
本当だとは、思えなかった。
本当のことだった。
『わたしはうみのこなのよ。』
ああ、そうかもしれない。
そう、わたしはうみのこ。
『じゃあ、ぼくはかぜのこなんだよ。』
こくん、とうなずく。
こくん、とうなずいた。
『わたしたち、おんなじだね・・・。』
少女の細い腕をつかんでいた小さな手を一度離し、少女の小さな手を握った。
わたしの腕をつかんでいた小さな手を離し、わたしの小さな手を握った。
『きみとぼくは、おんなじ。
とたんに頬を赤く染める少女。
とたんに顔が熱くなった。
『だからかな。なんだかね、そらがさっきよりも、すごくやさしくみえるんだ。』
仰ぎ見る。
『うん、あたたかいね・・・。』
手を、握り返して返されて、お互い微笑んで、二人並んで座り込んだ。
『あなたのても、あったかい・・・。』
潮騒が響く
『しすたーのところに、かえろう。』
風により、海が歌う
『・・・いや。』
どこまでも、どこまでも
『だいじょうぶだよ。
やむことのない、歌声
『だから、かえろうよ。』
安らかに、安らかに眠れ
『・・・わたしも、あなたがだいすき。だから・・・。』
架せられた運命に目覚める、その日まで
『いっしょにいたいから、かえる!!』
フッと、瞼が開いた。
「たしか、六つか七つの時だったよな・・・?」
未だこちらの時間軸に追いつかない頭を必死にフル回転させる。
ずっと、一緒にいよう
「あれからちょうど一年後に、いいとこの養女としてもらわれていっちゃったんだよな・・・。」
今でも覚えている。
大好きだったから、幸せになってほしかったんだ。
いっしょにいたかったけど。
あそこでは、きっとだめ。
「恨んでる・・・かな、やっぱり・・・。」
ずっと一緒にいようととりつけた約束の輪を、
そういえば、名前さえ知らなかった。
「もう一度・・・会ってみたいけど・・・。」
自分と会うことで
会わないほうが、いい。
フッと瞼が開いた。
「たしか、六つか七つの時だったかしら・・・?」
未だこちらの時間軸に追いつかない頭を必死にフル回転させる。
ずっと、一緒にいよう
「あれからちょうど一年後に、今の家に養女としてもらわれていったのよね・・・。」
今でも覚えている。
とても、痛々しい顔をして
いっしょにいたかったけれど
あそこでは、きっとだめ
「どうしているかな、あの子・・・。」
あの子もどこかの家にもらわれ、
そういえば、名前さえ知らなかった。
「もう一度・・・会ってみたいけど・・・。」
自分と会うことで
会わないほうが、いい。
断ち切られた約束の輪が、もう一度繋がれるのは
あともう少し。
はるかとみちるの家族について、あまり記述がなかったので、 これはわたしのドリームですね。 みちるさんは、まぁ山の手のお嬢様という設定はありますが・・・ これはもう、妄想以外の何者でもありませんが、 とりあえずわたしのはるみち的設定にはこんなのがあるんだぞ、と・・・ シスターか・・・。 うちの高校にも山ほどいましたが・・・(理事長も校長もシスターだったし) 宗教の時間とか、もう睡眠の時間と化してたからな・・・。 今回の小説は、ちょっと新しい試み。 二人の思いをそれぞれ順番に書いてみました。 あと、毎回多用していた詩も、今回は使いませんでしたし。 長編のほうでこれからガンガンつかうので、短編のほうではおさえておくかと 思った次第にございます・・・
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