|
「・・・みちるママは、どうしてわたしを育てようって、言ってくれたのかなぁ?」
「・・・どうしたの、いきなり?」
「わたし、二回みちるママたちのこと、殺しちゃったの。
タナトス |
|
「ほたる?」
ぎゅう、と抱きついた。
困って、いるよね。
ただ、あたしが
記憶を、戻してしまったあたしが
戸惑いを、隠せないでいるんだ。
このまま、この甘く優しいこの空気の中に
あたしがいても、いいのかな?
「・・・ね、わたし達、もっと光を、見ていいと思うの。」
そっと体を離して、目線を同じくするため腰をかがめて、
額をこすりあわせる。
「へんなところを、はるかに似ちゃったわね。」
くすり、と笑った。
「はるかパパも、しょっちゅう言うわ。
笑ってみせようとすればするほど、悲しくなるのはなんでだろう。
うまく、笑えないや。
「ね、ほたる。
わたしたちは、わたしたちになれたの。
少し違えば、わたしはあなたで、あなたがわたしだったのよ。
わたしたちの場所は決して交わることはないわ。
わたしたち独りひとりの場所とは別に、わたしたちだけの場所を、守るために。」
わたしたちでいる日々は、ぬくもりでできているのだから。
たりないのならば、わたしたちで一つずつわけあって、おぎないあって
あなたはその手で
「・・・悲しみをもたらしたのは、わたしたちだから、
帰りたい場所があるから、守りたい。
守りたい人がいるから、戦いたい。
その中に一つに、なれたら。
きっと、わたしたちが負けることは、永遠に、ない。
「っじゃあ、わたし守るよ!
ああ、この人は、どうしてこんなにも綺麗に微笑むのかな。
「ええ、わたしも心から、そう思うわ。」
ああ、あの人はだからこの人を
何よりも守りたいと、思うんだね。
「ね、今日なんの日か知ってる?」
あなたが、この星から邪悪を消し去り、
もう一度最初からやり直すチャンスをくれた、あなたがもたらした始まりの日。
ハッピィメリー、クリスマス。
タナトス、はギリシャ神話で「死神」という意味です。
ほたるは、すべてを思い出したと同時に、三人に対してちょこっとわだかまりがあるのではーとか
だから実際、外部一家ほのぼの本当にうちとけあうまで、ほたるが記憶を取り戻したあと
というか、これがクリスマス小説!!?という・・・
|